6.29.2013

トライアスロン完走に必要な7つのこと━バラモンキングおまけ━


私ほどの節度ある人間ともなれば、チラシを貼らずにレース記事を書くことができた。しかしチラシを貼らないのはなんとなく落ち着かないから、今日は貼る。ロング完走をして天狗になっている今しかこういう記事は書けないだろうから。


1 まず「ランナーのメンタルトレーニング」である。この本はマラソンの本であってトライアスロンではないものの持久系スポーツをするなら必読。細かい練習メニューなどは書いてないが、心構え、取り組み方について非常に滋味に富む。

練習量が少なくて失敗するよりも、やりすぎで失敗する方が多い

この「心構え」というのが大切で、分かってはいるけれどもなかなか実現できないことをクドクドと繰り返し語りかけてくれる。いろんなランナー(つらい現実、選手としての死など)を見てきたからこそのクドクド。名著。表紙は本当にダサい。




2 次にスイム関連。プルブイはこちらが参考記事。ひょうたん型より板型がオススメ。スイムは体力でも筋力でもなく、技術。人それぞれではあるが「漫然とロング泳」は効果的とはいえない。私はスイムが速くないが遅くもない。子供のころに水泳を体験せず30代になってから始めたが「遅くはない」レベルにはなった。パドルや足ヒレはプールによって使用不可かもしれないが、プルブイはどこでも使えるだろう。技術養成に必携。同様に高橋教授のクロール本&DVD(特にDVDがよい)も必携。パドルは慣れるまでは小型がオススメ。
道具がないと鍛えづらい呼吸筋にはPowerBreatheを。鍛えれば呼吸効率、ガス交換率がよくなるのは間違いないが、どのくらいタイム短縮効果があるかは不明。少なくともマイナスではないが。短時間でガスを吐き出し、吸い込むことができるようになるので、スイムのブレス失敗率は下がるはず。「できることは全部やっておく」べきと考えるならマストアイテム。





3 自転車関連は楕円リング、ROTOR Q-Ringsを。こちらが参考記事。敏感でなければ効果は体感できないが、トライアスロン界ではメジャー。実験をすれば数値的に表れるくらいに効率がよいから支持されているのだろう。変速性能も良好。少しでも効率よく回して筋肉の消耗を抑えると、バイクパートだけでなくラン全体に影響するだろうから。
他には軽量化全般。軽いは正義。安全に問題のない範囲での軽量パーツはできるだけ。Bora Oneみたいなディープリムは、Ave30kmそこそこの能力なら空力というより軽量パーツとコスプレとしての意味が大きい。カーボンリムでは雨の下りでブレーキが効かずに怖いものだが、SwissStop Black Princeなら「よく効く」わけじゃないが「全然効かない」わけでもない。バラモンキングはやはり雨だったがブレーキで怖い思いをすることはなかった(ここは人によってブレーキングポイントが違うから何とも言えないが)
シーラントも。シーラントを入れれば当然重くなるから「いちかばちか」のカリカリ極限決戦用ではなくなるが、パンク対策に。「シーラントで防げるパンク」が起きた際、パンク修理をせずに—おそらく気づくことさえなく—そのままレース続行できる。
液をバルブから入れる際はダイソーで売ってる化粧液移し替え用具(注射器のような形状)がオススメ。





4 コンプレッションのハイソックス。またはカーフガード。これも効果は体感できないが、トライアスロン界ではメジャー。圧迫で血流が促されて代謝が云々。値段が高いので普段使いはしづらいが、たまのロング走などにも。トランジション時に若干時間がかかるが、素早い履き方というのがあって、それを知っていればかなり短縮できる。YouTube参照。








5 靴のゴム紐。これは人によっての好みがかなり大きい。
ヒモを結ぶ必要がなく、スポッと靴を履けるからトランジションではかなりの短縮になる。フォームや足の形によっては下りでは靴の中で足が動く可能性もあるので絶対によいとまでは言えないが、試す価値はある。ほどける可能性が低いこと、テンションが変わらないこと━普通のヒモなら結ぶたびにテンションが変わる━もメリット。
普段履きやジョグシューズには最高。ジムなどでスポッと脱いだり履いたりできるのは楽チン。一度慣れると普通のヒモには戻れない。






6 遠征は予定通りにはいかない。天候や欠航など。チケット待ちの列に並んだり不測の事態に備えてiPhone等にモバイルバッテリーがいる。今回は持っていかなかったからバッテリー切れでやや困った。暇つぶし、というだけでなく、情報を得る手段であるから。cheeroのバッテリーがひとつあれば、iPhoneを3回4回フル充電できる。
また、遠征時にはストレスを減らすこと、疲れをとることが重要。ホテルの上の階から流れてくるトイレの排水やら風呂の音などで眠りが浅くなる。遮音の耳栓がよい。人によっては目覚ましに気づかなくなるだろうが、バイブをかけておけば大抵気づく。寝るときだけでなく飛行機内でも非常に有効。音にさらされると脳から疲れる。SHUREは耳栓兼ヘッドホンになっていて重宝。
少しでも眠りの質が上がった方がよいのは当然。
旅の記録としてカメラ。今回RX100を持っていった。画はキレイなコンパクトカメラだが、画角が若干狭いのとコンパクトというには若干大きい。もしS110かRX100のどちらか一台を選べと言われたら、S110にすると思う。RX100を持ってるから買わないけど…。S110は「軽い、小さい、寄れる」から。画角も広いし。






7 体をつくる栄養。
グリコのプロテインにはたんぱく質以外にいろいろと入っているからこれを飲んでおけば大抵いいのじゃないかと思うが、内臓への負担を考えると毎日たくさん摂るわけにもいかず。
常備するものとしてマルチビタミン&ミネラル。運動をすると通常よりビタミンとミネラルを必要とする。体調不良やら皮膚が荒れるなどは、ビタミン&ミネラルが怪しいことも。「旬の食材を食べればバランスが取れるようになっているのさ、自然が一番!」と言う人もいるが、スーパーに売っているような食材は昔と比べて栄養価が低いとされている。土壌やら低肥料の関係だろうか。食品から持久スポーツに必要なだけの栄養を摂るのは難しい。
グルコサミン&コンドロイチンもおそらく有効(かと信じていたが、オカルト説が有力)。持久スポーツの長時間の摩擦ですり減った関節材の補給として。
それと鉄。ランの着地時に衝撃で赤血球が破壊されるとか。赤血球は酸素供給の要。
サプリメントはまず体感できない。そして吸収率が悪いから意味がない、という説もあるが…。


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6 件のコメント:

  1. いろいろ欲しいものがたくさんあります~~。
    まずはプルブイかな?
    チラシも好結果が期待できそうですね。

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    1. プルブイは必須です。プールによっては貸出のがありますけど、マイプルブイ。これ。

      チラシの結果のほうは今のところ惨敗のようで><

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  2. 参考になります!スイム関係は、近々ゆうさんのリンクからポチっとさせていただくと思います。

    ところで、ゆうさんの心肺機能の高さにはいつも少なからぬジェラシーを感じておるのですが、以前何度か紹介されていたPOWERbreathe、あれは何か実感できるような効果はありましたか??少しでも効果あるなら、、、と思いつつ、結構良い価格なので、購入しないまま現在に至ります。。

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    1. てへへ・・・PowerBreatheのチラシを追加しておきました。貼り忘れておりましたよ!思い出させてくれてありがとうございます。

      あれでシュポシュポしても呼吸のための筋肉が強化されるだけで、直接に心臓の筋肉やらヘモグロビンの酸素運搬力が強化されるわけじゃないと思うのですよね。呼吸筋が強くなるとガス交換率が上がるのは間違いないので結果的に酸素を多く取り込めて、二酸化炭素を多く吐き出せるのじゃないでしょうか。結果的に間接的に心肺機能に寄与するとは思いますが、あくまでも間接的と思います。ひょっとしたら最後の最後で息が苦しくなって、という場面が回避できるかもしれませぬ。

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    2. あー、体感という点では、シュポシュポするパワーはやれば強くなります。これは間違いないです。横隔膜の上げ下げ筋ですね。

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  3. 早速ありがとうございます!そして

    "少なくともマイナスではない"
    "「できることは全部やっておく」べきと考えるならマストアイテム"

    さ、さすがの釣り文句。これまた近日中にポチってしまいそうです。

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